
奈良の地で創業した三洋商事とは以前から交流がある。元々はポイント回収の取材を続けているうちに、「奈良で面白いポイント回収をやっている産廃業者がいるよ」と教えて貰ったのがきっかけ。ちなみにポイント回収とは、古紙やPETボトル、その他有価物をスーパーや空き地等で回収し、ポイントを付与して還元するという取り組みだ。PETボトルのポイント回収は日本ではトムラ・ジャパンが先行し2008年頃から開始。同時期に古紙で三重古紙センターやジェネシスが開始した。
▼三洋商事は元々奈良で、電信局からの依頼によって防腐電柱の制作や中古機械の販売業として創業した。電信局との取引実績があることで、その後はNTTやNTTドコモ、そして各社の携帯電話のリサイクルを請け負うようになった。2013年からは前述のように、家庭から排出される様々な資源物の回収を開始して、家庭に眠っている使い終わった携帯電話の掘り起こしを始めた。
▼現社長の河原林氏は、同社のアルバイト出身で、当初は運転手や選別スタッフとして働き、その後営業や管理等を任され、社長に就いた。日本には数万社の産廃業者がいるが、世襲や一族による経営が圧倒的に多い。その理由は、地域に根ざしたローカル商売であることや、様々な利権が絡むこともある。同社は、自由な社風とボトムアップのアイデアを次々と実践していくことが特徴で、近年は鉄道リサイクルに取り組んでいる他、まだまだ多くのアイデアを検討しているという。
2026年07月31日【インタビュー】
経産省 GXグループ資源循環経済課 三牧純一郎課長
「循環経済行動計画」でプラ再生材利用が加速
経産省が描く国内循環へのロードマップとは?!
2026年07月24日【2026年7月のPETボトル市況】
容リ協下期は上昇観測も、事業系には天井感
再生PETの利用義務化、輸出規制の検討も進む
2026年07月31日【ただおザウルス】
埋立依存からサーマルへ、防府工場でRPF製造に参入
建廃由来の品質の壁に挑み、2期工事で資源化率向上へ
2026年07月31日【連載/第5回 キラリ環境ベンチャー100選】
「人の手」から「AI」へ
廃棄物工学×AIで進める、資源循環の最前線
㈱イーアイアイ 胡浩代表取締役社長
2024年01月26日【シタラ興産】
埼玉で一廃・産廃焼却施設に122億円投資
2027年に稼働予定、年間1万5000MWの発電も
2026年07月17日 コラム
飲料容器の高度な自動選別を実現する新たなAI機器が、廃棄物処理の現場に姿を現す。今年末に埼玉県のウム・ヴェルト[...]
2026年07月08日 コラム
私の地元の奈良県は「人材輩出県」とも言われる。教育熱心な土地柄で大学進学率は高いものの、本社を置く上場企業はわ[...]
2026年06月24日 コラム
鹿島建設㈱、㈱竹中工務店、NIPPON EXPRESSホールディングス㈱、㈱リファインバースグループ、㈱あおぞ[...]
2026年06月10日 コラム
自治体の指定ごみ袋が品薄となって、市販の無色または半透明のごみ袋での排出を認める自治体が増えているという。指定[...]