
女優の木村多江さんにあこがれている。柔らかい物腰と、心地よい、ぬくもりのある声がとてもいい。その木村多江さんがNHK高校講座「科学と人間生活」という科目に出演している。設定は高校生らしき息子に、生活の中の科学を説明する母親である。
この講座の「プラスチックの科学」がわかりやすい。多江ママは「プラスチックには大きく二つの種類があってね~」などと優しく語ってくれる。多江ママの説明によると、プラスチックは「チョコレートグループ」と「クッキーグループ」に分かれる。チョコレートは温めると溶けて、冷やすとまた固まって硬くなる。この特性に近いプラスチックは熱可塑性樹脂。一方のクッキーグループは熱硬化性樹脂。熱すると硬くなり、再加熱しても柔らかくならない。
沖縄県の美ら海水族館の水槽は、熱可塑性のアクリル樹脂で作られている。巨大な水の圧力を支えるために水槽の厚みは60センチにもなる。厚さ4センチのアクリル板を何枚も張り合わせて厚みを持たせる。熱可塑性があるので自由に曲げることができ、トンネル型の水槽も実現した。
そして、宇宙開発に結び付いた熱硬化性樹脂がポリイミド樹脂だ。JAXAはこのポリイミド樹脂を髪の毛の10分の1ほどの薄さにして、宇宙ヨット「イカロス」の帆に採用した。高耐熱性があり、電子部品などにも使われるポリイミド樹脂は、超極薄でも引っ張りの力に強い。イカロスはエンジンも燃料も必要なく、太陽の光を受けて進むというすごい宇宙船なのだそうだ。プラスチックには夢と浪漫がある。
2026年07月31日【インタビュー】
経産省 GXグループ資源循環経済課 三牧純一郎課長
「循環経済行動計画」でプラ再生材利用が加速
経産省が描く国内循環へのロードマップとは?!
2026年07月24日【2026年7月のPETボトル市況】
容リ協下期は上昇観測も、事業系には天井感
再生PETの利用義務化、輸出規制の検討も進む
2026年07月31日【ただおザウルス】
埋立依存からサーマルへ、防府工場でRPF製造に参入
建廃由来の品質の壁に挑み、2期工事で資源化率向上へ
2026年07月31日【連載/第5回 キラリ環境ベンチャー100選】
「人の手」から「AI」へ
廃棄物工学×AIで進める、資源循環の最前線
㈱イーアイアイ 胡浩代表取締役社長
2024年01月26日【シタラ興産】
埼玉で一廃・産廃焼却施設に122億円投資
2027年に稼働予定、年間1万5000MWの発電も
2026年07月17日 コラム
飲料容器の高度な自動選別を実現する新たなAI機器が、廃棄物処理の現場に姿を現す。今年末に埼玉県のウム・ヴェルト[...]
2026年07月08日 コラム
私の地元の奈良県は「人材輩出県」とも言われる。教育熱心な土地柄で大学進学率は高いものの、本社を置く上場企業はわ[...]
2026年06月24日 コラム
鹿島建設㈱、㈱竹中工務店、NIPPON EXPRESSホールディングス㈱、㈱リファインバースグループ、㈱あおぞ[...]
2026年06月10日 コラム
自治体の指定ごみ袋が品薄となって、市販の無色または半透明のごみ袋での排出を認める自治体が増えているという。指定[...]