2022年1月15日 PJコラム 

【コラム】

 冬のさなか、窓を開け閉めする際によく思う。「樹脂サッシにリフォームしたいなぁ」。断熱性が高いので、外の冷気をシャットアウトし、部屋の中はもっと暖かくなるだろう。デザインや色のバリエーションが豊富というのも魅力的だ。

 窓枠(サッシ)に塩化ビニル樹脂を使っているのが樹脂サッシ。塩化ビニル樹脂は、アルミに比べると熱伝導率が約1,000分の1なので、トリプルガラスと組み合わせると、その断熱性は相当なもの。樹脂サッシ工業会によると、隣国の韓国や中国でも普及が進んでいるという。日本での普及率は約20%で、北海道に限っては約90%。やはり寒さが厳しいところで、その機能性を発揮する。

 この樹脂サッシ、資源有効利用促進法の指定表示製品となっており、プラスチック製容器包装と同じように識別表示「∞PVC」が必要だ。サッシメーカーの中には、窓から窓への水平リサイクルを視野に入れ、工場内の端材を使ったリサイクル材料を利用しているところもあるようだ。

 住宅で塩化ビニル樹脂を使うのは、もちろんサッシだけではない。雨どいなどは知られているところだが、室内の壁紙、外装のサイディングにもよく用いられる。今後は、こうした建材分野についても調査し、そのリサイクルの状況を探りたい。

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