▼「秋高气爽」な此の季節、『プラジャ ーナル』がスタートした。秋高气爽とは、秋を形容する中国語で、秋空が高く、空気が清々しいという意味。プラジャーナルも、さわやかな秋空をイメ ージできるブルーを基調としたデザインになった。秋は日の光も優しい。ギラギラと照り付ける夏の日差しとは全く違って、秋の陽光は、木々の葉それぞれをも包み込むように照らす。
▼先週、茨城県笠間市のリサイクラー・亜星商事の工場を訪れた。廃プラスチックの処理・再生施設を見るのはこれが初めて。出来たばかりのペレットが容器に落ちていく様子を見た。きれいだ。その一粒一粒に淡い艶ある。このペレットの多くが海を渡り、新たな姿かたちに生まれ変わって、人の生活の一端を担う価値を得て、再び我々が買い求める商品となって戻ってくる。
▼現在、プラスチック製のモノに触れずに過ごすような日々の生活は考えられない。『プラジャーナル』も、プラスチックのリサイクル分野で欠かすことのできない媒体になるよう、信頼を得たい。そのためには、読者の方々が望む情報を手に入れ提供し、市場の課題に向き合い、共に考え協力しながら解決の糸口を探っていくことが求められる。当社代表が目指すのは「プラリサイクル市場のコンテンツ資産の構築」である。プラジャーナルが読者の方々の信頼に足る媒体に成長した暁には、日本の高品質な再生ペレットと同じように、海を渡り、世界へ発信される時が来るかもしれない。
2023年05月29日【ケミカルリサイクル】
2023年に4つのプロジェクトが始動予定
アールプラスジャパンは参画企業40社に
2022年08月30日【容リ下期速報】
PETボトルの落札平均価格が115円/kgに
バージン市況軟化の中、過去最高値を更新 FREE
2023年05月24日【全国容器循環協議会】
飲料容器等の中間処理業者ら
29社が加盟し、全国組織化へ
2023年05月22日【東京23区】
足立区が2024年度よりモデル地区で一括回収へ
板橋区も同年から全域実施、残すは世田谷区のみに
2023年05月17日【SuMPOと4社】
プラスチックのリサイクラーらが連携協定
日本版の再生プラの認定・認証制度を模索
2023年05月29日 コラム
清涼飲料容器の主力がPETボトルに変わったのは2000年以降のことである。子供の頃は、駄菓子屋で買ったびんを返[...]
2023年05月22日 コラム
アフターコロナのアクリル板廃棄ラッシュに、リサイクルの対応は素早かったように思う。動きとしては3つあった。①三[...]
2023年04月25日 コラム
「鎌倉の大仏」と「太陽の塔」に共通する点といえばご存じだろうか?! 正解は、意外なところにプラスチックが使われ[...]
2023年04月17日 コラム
「ディープピンク」、和名で言うと「躑躅(つつじ)色」というのか、派手な色の自転車に乗っている。数年前その自転車[...]