
富士のビジネスホテルに滞在したときのこと。前日の痛飲による喉の渇きも手伝ってか、翌朝に飲んだ水道水が感動的に美味しかった。「この水は飲めます」との表記はよく見かけるが、そこは富士山麗の地下水を引いているとのこと。世界でも、水道水を安全に飲める国はわずか9ヵ国ほどしかない。先進国でも数少なく、その中でも日本の安全性やクオリティはトップクラスだ。海外の訪問客へのウリとされる日本の安全性は、水道水にも言えるのだ。
▼ところが、日本人は水道水を直接飲む機会が減ってきているようだ。自分でお茶を入れるような習慣も廃れつつある。取材先でも、感染対策が決め手となって、飲み物をPETボトルで出されることがほとんどとなった。ライフスタイルの変化といえばそれまでだが、2030年までにSDGsの6項目にある「安全な飲み水の確保」と、プラ資源循環戦略で掲げる「ワンウェイ・プラの25%排出抑制」という2つの命題にどう取り組むべきなのか。
▼全清飲の統計によると、PETボトル入り清涼飲料水の品目別生産量でミネラルウォーターが2位に付け、シェアの約18%を占めている。ミネラルウォーターを飲む動機は「おいしさ」や「健康維持」といったもの。欧米に比べると販売伸長の余地もあり、飲料メーカーは再生PETボトルの使用比率を増やしている。だが、PETボトル循環にかかる膨大なコストを考えると、水道水の価値を見直し、上手に付き合うことが割と身近な脱プラ策なのかも知れない。
2026年07月31日【インタビュー】
経産省 GXグループ資源循環経済課 三牧純一郎課長
「循環経済行動計画」でプラ再生材利用が加速
経産省が描く国内循環へのロードマップとは?!
2026年07月24日【2026年7月のPETボトル市況】
容リ協下期は上昇観測も、事業系には天井感
再生PETの利用義務化、輸出規制の検討も進む
2026年07月31日【ただおザウルス】
埋立依存からサーマルへ、防府工場でRPF製造に参入
建廃由来の品質の壁に挑み、2期工事で資源化率向上へ
2026年07月31日【連載/第5回 キラリ環境ベンチャー100選】
「人の手」から「AI」へ
廃棄物工学×AIで進める、資源循環の最前線
㈱イーアイアイ 胡浩代表取締役社長
2024年01月26日【シタラ興産】
埼玉で一廃・産廃焼却施設に122億円投資
2027年に稼働予定、年間1万5000MWの発電も
2026年07月17日 コラム
飲料容器の高度な自動選別を実現する新たなAI機器が、廃棄物処理の現場に姿を現す。今年末に埼玉県のウム・ヴェルト[...]
2026年07月08日 コラム
私の地元の奈良県は「人材輩出県」とも言われる。教育熱心な土地柄で大学進学率は高いものの、本社を置く上場企業はわ[...]
2026年06月24日 コラム
鹿島建設㈱、㈱竹中工務店、NIPPON EXPRESSホールディングス㈱、㈱リファインバースグループ、㈱あおぞ[...]
2026年06月10日 コラム
自治体の指定ごみ袋が品薄となって、市販の無色または半透明のごみ袋での排出を認める自治体が増えているという。指定[...]