2024年5月7日 PJコラム 

【コラム】超分別ゴミ箱プロジェクト

PJコラム

 GW後半四連休の初日、東京・品川区の東洋製罐グループホールディングスのイベント「ごみフェス2024」をのぞいた。イベントは、お笑い芸人でごみ清掃員というマシンガンズ滝沢秀一氏主宰の「滝沢ごみクラブ」とのコラボ企画。当日は滝沢氏の活動に賛同している人たちによる、ごみを減らすための“クラブ活動”紹介や、ごみ分別クイズ、アップサイクルオークション等が行われたほか、使用済みアクリルパネルやペットボトルキャップを使ったゲームもできるとあって、近隣の親子連れなど多くの人が訪れ参加していた。

▼同イベント会場の階下には『容器文化ミュージアム』がある。こちらでは現在「超分別ゴミ箱プロジェクト」の特別展示を開催中(6月28日まで)。コンビニで販売されている飲料やカップ麺、菓子などの商品ごとに、それぞれのごみ箱(A4より少し大きい書類収納のような箱)を並べている。オロナミンC、コカ・コーラ、コアラのマーチ、かっぱえびせん、各商品のごみ箱が個々にあるのだ。その様は、まるでコンビニの中にいるよう。「超分別」。確かに、それぞれを分別廃棄すればリサイクルしやすい。

▼同社は自社グループの事業について「金属や石油といった枯渇性資源から作られた原材料を加工することで包装容器や鋼板などを製造している」とし、投入材料の削減、廃棄物の削減とその再資源化は「大きな使命である」との認識。私たちはそうして作られた高機能包装容器による便利で快適な生活を享受している。使ったものを適切に後始末することは当然である。イベントで楽しむ子どもたちにも、同社の想いが伝わることを願う。

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