GW後半四連休の初日、東京・品川区の東洋製罐グループホールディングスのイベント「ごみフェス2024」をのぞいた。イベントは、お笑い芸人でごみ清掃員というマシンガンズ滝沢秀一氏主宰の「滝沢ごみクラブ」とのコラボ企画。当日は滝沢氏の活動に賛同している人たちによる、ごみを減らすための“クラブ活動”紹介や、ごみ分別クイズ、アップサイクルオークション等が行われたほか、使用済みアクリルパネルやペットボトルキャップを使ったゲームもできるとあって、近隣の親子連れなど多くの人が訪れ参加していた。
▼同イベント会場の階下には『容器文化ミュージアム』がある。こちらでは現在「超分別ゴミ箱プロジェクト」の特別展示を開催中(6月28日まで)。コンビニで販売されている飲料やカップ麺、菓子などの商品ごとに、それぞれのごみ箱(A4より少し大きい書類収納のような箱)を並べている。オロナミンC、コカ・コーラ、コアラのマーチ、かっぱえびせん、各商品のごみ箱が個々にあるのだ。その様は、まるでコンビニの中にいるよう。「超分別」。確かに、それぞれを分別廃棄すればリサイクルしやすい。
▼同社は自社グループの事業について「金属や石油といった枯渇性資源から作られた原材料を加工することで包装容器や鋼板などを製造している」とし、投入材料の削減、廃棄物の削減とその再資源化は「大きな使命である」との認識。私たちはそうして作られた高機能包装容器による便利で快適な生活を享受している。使ったものを適切に後始末することは当然である。イベントで楽しむ子どもたちにも、同社の想いが伝わることを願う。
2024年11月18日【容リ協の登録事業者】2025年度の材料リサイクルの登録事業者は増減なしPETは新規でサーキュラーペット、来期入札で過熱必至か
2024年09月09日【2024年度下期 PETボトル入札結果】上期より35円上昇し、落札単価-84.5円/kgに協栄産業グループが巻き返し、東西格差薄まる
2023年01月23日【東京23区】全区でプラスチック脱焼却へ、プラ新法後押し 一括回収のモデル実施、残す3区でも検討進む
2024年01月26日【シタラ興産】埼玉で一廃・産廃焼却施設に122億円投資2027年に稼働予定、年間1万5000MWの発電も
2024年11月18日【英国】2030年のリサイクル目標を大幅に下方修正(69%→55%)法整備の遅れと深刻な不況で、ケミカルリサイクルも遅れ
2024年11月18日 コラム
東大阪市は大阪市の東に隣接した人口48万人の中核都市で、昔から「ものづくり」の街として有名である。市内には約5[...]
2024年10月28日 コラム
10月中旬にマレーシアを訪問した。古着のリユース事業において、マレーシアは今や世界で最も関係者から熱い視線を注[...]
2024年10月15日 コラム
恥ずかしながら10月20日が「リサイクルの日」ということを知らなかった。「ひとまわり(10)、ふたまわり(20[...]
2024年10月07日 コラム
『東京23区と都が「家庭ゴミ有料化」検討』と、フジテレビ系のFNNプライムオンラインが報じたのが9月16日。そ[...]