
ある取材先に、「取り組みを啓発したいのは業界ではなく一般消費者なので、業界紙への掲載は歓迎しない」との主旨でお断りを受けた。特集した原稿がお蔵入りとなったわけだ。得も言われぬ気持ちを抱きながらも、得たものはあった。いろいろ考えを巡らせてみて、このWebメディアをなぜ立ち上げたのだろうとの原点に立ち帰れたからだ。今風にいうと、経営の『パーパス』みたいなものかも知れない。
プラジャーナルは、読者とともに社会課題を共に解決していけるメディアにしたいと考えている。幾何級数的に増えたプラスチックは、深刻なごみ問題を引き起こし、今なお解決されないまま。プラスチックのリサイクルは歴史が浅く、簡単に儲けを生み出せる商売でもない。廃プラ輸出で熱狂したバブル時代も終わり、社会的な要請があっても事業の難易度は増している。
そんな不透明な市場環境の中で、いかに経営判断するのか。手探りながらも、プラスチックリサイクルの事業に踏み出す企業を後押しするような情報を提供していきたい。もっとも個々の企業は、競争に打ち勝っていかなければならず、全てのノウハウをさらけ出せるわけはない。ただ、暗黙知を紡いでいくことで、プラ業界で不可欠なメディアとなり、プラごみ問題も解決に導ける推進力になるのではないか。長期的な時間軸、グローバルな視野、利他の精神をもつ読者の方々と歩みをともにできればと思った。
2026年10月28日【インタビュー】
農林水産省 輸出・国際局 規制対策グループ 大臣官房
新事業・食品産業部 外食・食文化課 食品ロス・リサイクル対策室
~日本産の食品輸出に迫るPPWRの新たなハードル
お茶・牛肉等の包装材に求められる対応とは~
2026年10月28日【2026年10月のPETボトル市況】
廃PETボトル、発生減と争奪戦で一段高に
大手の原料囲い込み、中国産PETのAD関税失効も焦点に
2026年10月28日【PPWRの原則適用開始】
2030年に向けて厳格化する包装規制
日本企業への影響は?!
2026年10月21日【華興】
4万t/年のPETボトルをスマートファクトリーでフレーク化
高度選別ライン・生産管理システムの機械販売も展開へ
2026年10月21日【イタリア・ミラノからの資源循環通信】
第4回「プラスチックごみの選別施設」
国立環境研究所 河井紘輔氏
2026年10月28日 コラム
補助金は、申請すれば必ず採択されるものではない。公募要件を満たすのは大前提として、事業の持続可能性や社会実装へ[...]
2026年10月21日 コラム
産廃業界では、サイバー攻撃を受けずとも、営業機密が丸裸にされているかのようだ。再資源化高度化法で創設された報告[...]
2026年09月25日 コラム
9月8日、東京都環境局が主催する「第2回サーキュラーエコノミーサロン」を取材した。イベントに参加した17社の取[...]
2026年09月18日 コラム
フランスの思想家ジャン・ボードリヤールが1970年代以降に提唱した「シミュラークル」という概念がある。現代社会[...]