
茶飲み友だちの彼女は、行きつけのカフェでいつもステンレス製のマグボトルにコーヒーを淹れてもらう。30円引きにしてもらえるそうで、しかも「エコだから」。「私もそうしよっかな」と思っていたところ、NHKの『クローズアップ現代』が「それ本当にエコですか」という特集。リユースカップサービス企業が、カフェチェーンが提供するステンレス製のリユースカップとプラスチックカップそれぞれを使う際に排出されるCO2の量を比較した。その結果はリユースカップを繰り返し100回使ったとしても、使い捨てカップよりもCO2の排出量が多く、環境負荷が多くなる場合がある。原因は洗浄の際のお湯使用、カップ製造時、そして輸送の際の排気ガスである。
無垢で素直な消費者は、名が知れている商品やサービスを提供する企業が「エコ」と示せば、環境に良いと思いやすい。番組の中でも、商品には原料、輸送、製造、消費、廃棄のそれぞれの工程があり、使う段階で環境影響を減らすことができても、輸送や製造の段階で環境負荷が大きくなることがあり、総合的に判断することが重要と指摘していた。提供する側の企業にもその姿勢が問われ、原料の調達から廃棄まですべての過程に責任を負わなければならない。企業側にごまかす意図がなくても、環境対策が不十分だと指摘されれば、経営を脅かす事態に発展することもある。
「環境」を意味するグリーンと「取り繕う」といういう意味のホワイトウォッシュをかけて「グリーンウォッシュ」。企業のグリーンウォッシュにはもちろん異を唱えるが、自身の生活でも見直す点がある。キッチン収納の引き出しを開けると、色とりどりのエコバッグがぎっしり。プラスチックのレジ袋と綿やポリエステルなどで作られているエコバッグ。エコバッグは50~150回使って、やっと「エコ」になるという。
2026年03月16日【2026年3月のPETボトル市況】
中東危機がPET樹脂市況を揺さぶる
バージン樹脂高騰、再生材需給にも影響か
2026年05月11日【改正廃掃法】
「有価プラヤード」を許可制へ
廃プラ輸出規制も強化、国内循環を本格促進
2024年01月26日【シタラ興産】
埼玉で一廃・産廃焼却施設に122億円投資
2027年に稼働予定、年間1万5000MWの発電も
2026年04月06日【指定ごみ袋】
中東緊迫で自治体指定ごみ袋の供給に不透明感
韓国で買い占め騒動発生、日本にも波及懸念
2023年01月23日【東京23区】
全区でプラスチック脱焼却へ、プラ新法後押し
一括回収のモデル実施、残す3区でも検討進む
2026年05月20日 コラム
家人の急病により、代わりに畑を耕さなければならなくなった。競争率約3倍の抽選で借りた市民農園の区画である。全く[...]
2026年04月30日 コラム
環境省の職員数は約3,000人。中央官庁も人手不足で、いわゆる「プロパー職員」は全体の3分の1。残るは地方自治[...]
2026年04月22日 コラム
今年もプロ野球開幕の季節がやってきた。私事にはなるが、長年にわたり家族そろってのスワローズファンであり、シーズ[...]
2026年03月30日 コラム
今月から「キラリ環境ベンチャー100選」という新連載をスタートした。環境・リサイクル業界で存在感を高めているベ[...]