
アクセサリーブランド「sobolon(そぼろん)」の代表・山崎姫菜子さんは家族やクリエーター仲間などと月に一度は海岸に行き、海洋プラスチックごみを拾う活動をしている。地元岐阜県に近い愛知県常滑市の海岸に行くことが多いが、石川県能登半島や富山県に行くことも。日本海側には大陸から漂ってきた原型を留めたままのボトル、ブイや漁網が、1~2時間で多い時には45リットルごみ袋で12袋ほども拾える。一方、太平洋側の常滑の海岸では、長い時間をかけて漂流し砕けて小さくなったプラスチックを、砂浜をかき分けて拾う。5ミリ以下のものも多いが、それでも3袋ほどが簡単に集まるという。
▼山崎さんたちは、集めた廃プラの中から選り分けたプラスチックを使い、ピアスやイヤリング、指輪などのアクセサリーに加工して販売する。選別したプラスチックは水で洗い、色分けする。アクセサリー用には、ハサミで切ることができるような、厚みのないものを選ぶ。それらを色味、デザインを考慮しながら配置して、レジンでコーティングし固める。そうしてできたパーツの美しいこと。全て一点物だ。例えば、漁網を小さく切ってちりばめたパーツの色は、ライムグリーン、イエロー、ブルーのほか、レインボーもある。光の反射が微妙な色味を作り出す。
▼sobolonブランドのアクセサリーは、期間限定販売も含め全国各地で販売され、月間350個ほど売れる。自治体から子ども向けワークショップ企画を依頼されることもあり、海洋プラスチックを壁画のモザイクアートにしたりもする。山﨑さんは「可愛いと思って手に取ってもらったアクセサリーをきっかけに、環境に関心を持ってもらえることが嬉しい」と話している。
2026年04月27日【独占インタビュー】
野添産業・野添社長×オリックス・篠崎担当部長
M&Aの舞台裏、ストレッチフィルム再生の雄に聞く
2026年04月30日【大栄環境】
効率的な廃棄物処理を加速させる、静脈大手の最適化戦略
収集運搬からエネルギー創出までワンストップ体制の未来
2026年04月30日【インタビュー】
環境省 資源循環制度推進室・河田陽平室長
再生材の安定供給と市場構築に向けた
「再生プラ集約拠点構想」とは?
2026年04月27日【中央倉庫】
内外からのPET樹脂の物流事業でトップシェア
PETリサイクル需要の拡大捉え、ノウハウ蓄積
2026年04月06日【指定ごみ袋】
中東緊迫で自治体指定ごみ袋の供給に不透明感
韓国で買い占め騒動発生、日本にも波及懸念
2026年04月30日 コラム
環境省の職員数は約3,000人。中央官庁も人手不足で、いわゆる「プロパー職員」は全体の3分の1。残るは地方自治[...]
2026年04月22日 コラム
今年もプロ野球開幕の季節がやってきた。私事にはなるが、長年にわたり家族そろってのスワローズファンであり、シーズ[...]
2026年03月30日 コラム
今月から「キラリ環境ベンチャー100選」という新連載をスタートした。環境・リサイクル業界で存在感を高めているベ[...]
2026年03月09日 コラム
年初のベネズエラへの強硬対応に続き、3月にはイランに対する軍事作戦が行われるなど、米国の唐突とも映る判断に世界[...]