
アクセサリーブランド「sobolon(そぼろん)」の代表・山崎姫菜子さんは家族やクリエーター仲間などと月に一度は海岸に行き、海洋プラスチックごみを拾う活動をしている。地元岐阜県に近い愛知県常滑市の海岸に行くことが多いが、石川県能登半島や富山県に行くことも。日本海側には大陸から漂ってきた原型を留めたままのボトル、ブイや漁網が、1~2時間で多い時には45リットルごみ袋で12袋ほども拾える。一方、太平洋側の常滑の海岸では、長い時間をかけて漂流し砕けて小さくなったプラスチックを、砂浜をかき分けて拾う。5ミリ以下のものも多いが、それでも3袋ほどが簡単に集まるという。
▼山崎さんたちは、集めた廃プラの中から選り分けたプラスチックを使い、ピアスやイヤリング、指輪などのアクセサリーに加工して販売する。選別したプラスチックは水で洗い、色分けする。アクセサリー用には、ハサミで切ることができるような、厚みのないものを選ぶ。それらを色味、デザインを考慮しながら配置して、レジンでコーティングし固める。そうしてできたパーツの美しいこと。全て一点物だ。例えば、漁網を小さく切ってちりばめたパーツの色は、ライムグリーン、イエロー、ブルーのほか、レインボーもある。光の反射が微妙な色味を作り出す。
▼sobolonブランドのアクセサリーは、期間限定販売も含め全国各地で販売され、月間350個ほど売れる。自治体から子ども向けワークショップ企画を依頼されることもあり、海洋プラスチックを壁画のモザイクアートにしたりもする。山﨑さんは「可愛いと思って手に取ってもらったアクセサリーをきっかけに、環境に関心を持ってもらえることが嬉しい」と話している。
2026年03月16日【2026年3月のPETボトル市況】中東危機がPET樹脂市況を揺さぶるバージン樹脂高騰、再生材需給にも影響か
2026年03月16日【2026年度上期 PETボトル入札結果】落札単価続落、遠東石塚グリーンペットが6割強落札独自ルート浸透で容リルートは今年度過半割れへ
2026年03月02日【東京23区のごみ有料化検討】ごみ減量を促す行動変容シナリオは実現するか再生袋で「見える化」、都市型循環の可能性も
2026年02月09日【PSジャパン】 水島工場のケミカルリサイクル自社実証を断念モノマー化から他社との油化連携型にシフト
2026年03月09日【日本ウエスト】福島のサニー・クリエーション・プランニングをM&A24時間稼働と設備増強で、供給拡大・広域化を加速
2026年03月09日 コラム
年初のベネズエラへの強硬対応に続き、3月にはイランに対する軍事作戦が行われるなど、米国の唐突とも映る判断に世界[...]
2026年02月18日 コラム
かつては遠い未来の技術に感じられたAIも、今ではスマホの検索アシスタントはもちろん、SNSのレコメンド機能や、[...]
2026年02月09日 コラム
昨今、廃棄物・資源循環分野では法制度の改正ラッシュが続き、新たな制度メニューは乱立気味だ。個々の制度について、[...]
2026年01月26日 コラム
欧州で、ELV規則が暫定合意に至った。これまでも、世界の環境規制に大きな影響を与えてきたEUの決断とあっては、[...]