
サーキュラーペット津山工場の竣工式(3月14日)に、サンドリン・ムシェ在京都フランス総領事が来賓として招かれ挨拶した。その中でムシェ氏はフランスを代表する立場として、プラスチック汚染をなくすための責任のある関与、そして循環型経済への移行と実現に向けてのフランスの取り組みについて語った。フランスはこれまでも模範となるべく積極的な取り組みを行い、今後の目標も掲げている。例えば、2040年までに使い捨てプラスチックの段階的な廃止、2025年までには使い捨てプラスチックの100%をリサイクルし、包装材を100%リサイクルできるものにする、さらには2027年までに市場に流通する包装容器のリユース率を10%にするというもの。
▼ムシェ氏が招かれたのはグローバルに展開する仏ヴェオリアの日本法人ヴェオリア・ジャパンがサーキュラーペットの出資者であることによるものだろうが、同氏の話を聞いて、国や地域を超えて環境問題に関わる事業活動を民間企業が協同で行うことの意義を改めて感じた。環境問題はグローバルで影響があること、長期的な事業戦略において持続可能なビジネスでなければならないこと、それが企業の社会的責任であり、それを果たさなければならない。環境に配慮するための技術開発を、国境を超えて協力する。
▼津山工場では低グレードの廃PETボトルをリサイクルする。今回の取り組みについてムシェ氏は「協力し合うことで具体的で確実な解決策を見出すことができ、循環型の経済へと変えていくことができる、その力があることを証明している」とし、「環境目標を達成するとともに、ビジネスで雇用を創出するためにも官民が連携していかなければならない」と述べた。
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